ホーム花TSUNAGIコラム2「花」を知る

花をかざろう(準備など)

日本には四季があり、その時々で美しく咲く花があります。花屋さんの前を通るだけで、あたたかく優しい気持ちになったことはありませんか?
それは花が与えてくれるエネルギーでもあり‘心の栄養`なのです。花は何も語ってくれませんが、ココロに素晴らしいメッセージを届けてくれます。そして、私たちのココロを癒し、安らぎを与えてくれているのです。
季節の花を飾ることで、家の中は華やかになります。花のある暮らしは私たちの心を豊かにしてくれますね。
多くの時間を過ごすオフィスや自宅にお花があると、時に花は心を豊かにしてくれるエッセンスとなってくれます。難しく考えないで、「ピン!」と心に響いたお花を飾ってみてください!

お花をいける準備

Step1花を気軽にいけたり、飾ったりするお道具

・花を切るためのハサミ

万簡単に切り花ようで使えるものから、太い枝物を切るハサミもあります。用途にあわせてお使いください。(ハサミは使い終わったら、毎回洗って乾いたタオルで拭いてください)

園芸ハサミ

・花をかざるもの

花瓶や一輪挿し、平たいお皿のような花器やどんぶりのような深鉢、彩り豊かなフラーベース。ユニークな形をした変形花器などがあります。身近な食器もお花を飾るのに役立ちます。飾る場所によってお好きな器を選んでください。

花瓶

・花を留めるもの

剣山や吸水スポンジがあります。
吸水スポンジは使い切りです。
一度挿すと穴があきますし、水に浸しておくなどの手間もかかります。
剣山を一つ持っておくと便利ですよ。
剣山を購入する場合、剣山の目が詰まったものの方が、茎の細い花や柔らかい茎に対応しやすいです。

剣山

Step2花を飾る前に

葉が水に浸かると、無図に雑菌が繁殖しやすくなり、花が長持ちせず枯れる原因にもなります。
まずは花をいける前に茎についている葉の処理を行います。
水に浸かる部分の葉や、密集した余分な葉を落としておきましょう。(指で落とせる場合は、優しくつまんで、取り除いてください)

Step3花をカットしていきます

おこなって欲しいのが「水揚げ」という、水の通り道を復活させる方法です。
水を張ったボールやバケツに茎を浸し、できるだけ「スパッと」切ってください。
スパッと切ることで、断面がつぶれず、切り口が広いとより水を吸い上げてくれます。
茎の長さは、花瓶など飾るものとのバランスを考えてカットします。
切り花は切ったところから、水分を吸収します。花瓶などに飾る場合は、斜めにカットすると良いでしょう。

Step4花を飾る(かざる)

茎をカットしたら実際に花瓶に挿していきます or(花瓶にいけていきます)花瓶に水を入れ、そこに茎をカットした花を生けていきます。
水の量が多すぎると、茎が浸かる部分が多くなり傷みやすくなってしまいます。
花瓶に入れる水の量は水深5cm程を目安にしましょう。(ガーベラなど茎が柔らかいものは、茎の下が2㎝ほど浸かるくらいで良いです)

Step5飾ったお花を長持ちさせるには

水を変えるのを毎日の習慣に!基本的には毎日、水を変え、茎を少しずつカットしていくと花持ちも良くなります。花瓶も清潔に保つために洗うと良いです。
常に清潔に保つとお花も喜びます。花にふれていく習慣が、癒しも与えてくれます。
花をかざる場所にも注意してください。
エアコンやストーブが直接当たる所や、直射日光が当たる場所は避けてください。できたら自然界と同じように、朝は日が差し夜は暗くなる…という環境が、お花にとっても良いです。